アンスリウムのサプライズ<br><font size="-2">in Roppongi Shop / written by Kumi Kishimoto

少し前の時期、お盆の静寂を背景に、私は故郷の福島へと。

今年の夏の福島は特に蒸し暑く、その中での蝉の歌声は感慨深く響き渡ってました。そんな中での友人との再会は、まるで時間が経ってないかのような親密さでした。翌日、川俣町の道の駅を目指し、マイナスイオンが降り注ぐ万緑と清々しい夏の風を感じながら、30分のドライブの後に待っていたのは思いがけない驚きの再会でした。

ゴトウフローリスト 六本木 港区 アンスリウム 川俣町
ゴトウフローリスト 港区 六本木 花屋 アンスリウム 川俣町

店内に入り、足を進めると・・・ 

なんと!私のお気に入りのアンスリウムが出迎えてくれたのです!長い歴史を持つ絹織物の町として知られる川俣町ですが、震災からの早期復興への思いから生産を始めたアンスリウム。このアンスリウムが復興の一環として東京の市場で人々の目を引いてるのも納得の美しさです。

ゴトウフローリスト 港区 六本木 花屋 アンスリウム 川俣町
ゴトウフローリスト 港区 六本木 花屋 アンスリウム 川俣町

 

アンスリウムは南国の花として知られておりますが、かわまたアンスリウムはその常識を覆すかのように東北の厳しい寒暖の差を活用して、これまでにない丈夫な特性を持つアンスリウムを生み出したのです。肉厚で大きくありながらも端麗さがあり、色の豊さは一見の価値があります。肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる中央の突起の部分はとてもしっかりしています。実はこの部分のプツプツの一つ一つが花なのです。花のように見える色のついた部分は葉の一種だなんておもしろい植物ですよね。購入してから約1ヶ月。変わらぬ鮮やかさとハリは、その品質の高さを物語ってます。

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店頭には、アンティークカラーや稀有なアンスリウムが日々並んでおります。
この特別なアンスリウムを手にとって、その魅力を感じてみてください。

 

◎旅先での花の出逢いの感動をご自宅でもお楽しみいただけるよう、ゴトウフローリストでは最高品質のお花々を幅広く取り揃えております。皆様の御来店を心よりお待ちしております。