思い出の「クチナシ」<br><font size="-2">in The Capitol Shop / written by Kanako Yoshihara</font>

まだ私が学生時代、専門学校で花の色々を学んでた頃のお話しです。その日は生花でのクチナシのコサージュの制作でした。まだプリザーブドフラワーが無かった時です。

 前日の授業ではクチナシが配られ、花弁が外側に垂れたり水下がりをしても花がしっかり形を保つような細工をします。咲いてるクチナシの花弁の内側からロウソクの蝋を垂らし花弁を固めていきます。火の着いた蝋を、たらりたらりと慎重に。先生から今日は持ち帰り、 「家の冷蔵庫に入れておくように!」と。

ケーキを入れるような小さな箱に入れ大切に持ち帰りました。私は蝋も固め、花も固めるんだと思い込み、自宅の冷凍庫に!! 翌日、白い花は黄色くなり半生な感じに… これで良いのかな? 授業に入ると、みんなのクチナシは白くて綺麗。何で私のは? はい、冷蔵ではなく冷凍してしまったから…

 そんな思い出が初夏のクチナシの香りを感じるたびに思い出されます。 甘〜くとてもいい香り。

くちなし ゴトウフローリスト 港区六本木

◎ゴトウフローリストでは、クチナシをはじめとした季節の花々を豊富に取り揃えています。どうぞお気軽にご来店ください。